海外の毛皮事情

●ベルギー
2004'アザラシ・犬猫の毛皮輸入禁止

●オーストラリア
1998'毛皮用動物の飼育禁止
2004'犬猫の毛皮輸入禁止

●オランダ
2008'毛皮用キツネとチンチラの飼育禁止
2024'毛皮用ミンクの飼育禁止(毛皮農場の全廃となる)

●イギリス(およびウェールズ)
2003'毛皮用動物の飼育禁止

●スコットランド
1993'最後の毛皮農場が閉鎖

●クロアチア
2006'毛皮用動物の飼育禁止(10年間の猶予期間あり)

●ポーランド
商業目的のキツネやチンチラの飼育禁止

●米国
2000'犬猫の毛皮の製造・販売・輸出入を禁止
ウェストハリウッド市、2013年から毛皮の衣料品販売を禁止

●イタリア
2002'犬猫の毛皮の製造・販売・輸出入を禁止

ANOTHERチャンネル・ARCからの情報

07.6月〜EU加盟国内の犬猫の毛皮輸入を禁止する法案が可決
09.5月〜EU加盟国内のアザラシ製品の輸出入を禁止する法案が可決


日本が中国から輸入した毛皮および毛皮附属製品の中で特に多いのは、順にウサギ、ミンク、キツネの毛皮で、その他にも羊、ヤギの毛皮などが含まれます。それ以外の動物は「その他」として統計上は特定されませんが、店頭での調査からタヌキ、アライグマの毛皮も多く含まれると推測されます。 また中国では毛皮用として犬や猫も売買されていることが確認されており、その他の動物にはそれらの毛皮も含まれている可能性があります。by 2004年対中国毛皮貿易統計(ARC調べ)

日本も戦時中は現在の中国と同じような状況で最盛期には4,000近い毛皮農場があったと言われています。中国から安価な毛皮が輸入され始めほとんどの飼育場が閉鎖されましたが、現在でも数軒は残っています(2016年、最後のミンク農場が閉鎖されました)

国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る by ガンジー