二酸化炭素について
二酸化炭素とは炭素の酸化物で最も代表的なものの一つであり、大気中に約0.03%含まれる。無色・無臭で空気より重く(約 1.5 倍)水にとけやすい。気体は炭酸ガス、固体はドライアイス、水溶液は炭酸、炭酸水と呼ばれる。主に炭素を含む物質(化石燃料など)の燃焼や、生物の代謝活動によって生じる。
空気中の二酸化炭素濃度が極めて高くなると、人間は危険な状態に置かれる。濃度が3〜4%を超えると頭痛・めまい・吐き気・耳鳴りなどを催し、7%を超えると数分で意識を失う。この状態が継続すると麻酔作用による呼吸中枢の抑制のため呼吸が停止し死に至る
ヨーロッパ諸国では炭酸ガスのみによる殺処分は禁止されている傾向にあり、麻酔薬注射による安楽死が主流となっている(欧米諸国の行政や民間シェルターでも注射が主流とされているそう)日本では犬猫を大多数まとめて処分出来るという利点から主に炭酸ガスが使われてきたが、過去から現在を比べると殺処分数は半分以下に減少している(過去100万匹以上〜現在)現在の状況からして、麻酔薬の投与は出来ないという事はない(実際日本でも麻酔薬の投与を実施している保健所が数ヶ所ある)殺処分ゼロには程遠い現状を考えると、注射による死の方が犬猫にとって苦痛が無いのは確実なのだから、一刻も早く多くの保健所はこの方法に切り替えるべきである
※(社)日本獣医師会が発行している「動物の処分方法に関する指針の解説」では安楽死処置の方法の一つに二酸化炭素が含まれている(物理的方法には頸椎脱臼、断首(ギロチン)等がある)これは意識喪失から死亡に至るまでの所要時間を基準に“出来る限り”苦痛を与えないという意味で安楽死としているようだ(当然勘違いする人も多いので、安楽死などという言葉は使用しないで頂きたい)
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