動物の権利とは?

この自然界では、いろいろな動物や植物がお互いに影響しあいながら生活しています。微妙な自然界のバランスを人間の身勝手な行為によって破壊してはなりません。全ての生き物は、等しく、この地球に生きる権利を持っているのです。動物たちには人間から虐待や搾取されず、自然の生活をする権利があります。 基本的人権の尊重と同様、動物にも動物らしく生きる権利が尊重されるべきであり、種によってその権利は左右されるべきではありません。

動物愛護との違いは?

動物愛護は、動物に関心の強い人が、動物への虐待や非倫理的扱いなどから動物を守ることです。愛護という言葉は、その対象物を好きか嫌いかという人間の感情をもとにした言葉です。一方、動物の権利運動は、好きか嫌いかが問題なのではありません。例え動物が嫌いであっても、人間という種に属さないという理由で、その動物の生きる権利を奪うことも、その動物を虐待することも倫理的には許されないという考え方です。

ARC/アニマルライツFAQより