狂牛病(BSE/牛海綿状脳症)!日本も米国も同じBSE感染国!

1986年・イギリスを発端に世界中に飛び火し現在、各国で感染が確認されている(BSE感染の特徴として脳が海綿状(スポンジ状)になることからこの病名が付けられた)異常プリオンというたんぱく質に汚染された肉骨粉(動物の骨からこそぎ落とした余り肉)を餌として草食動物の牛に与えたことにより発症

■種の壁を超える
(正常なプリオン自体は全ての哺乳類に存在する。羊→牛に感染したように人間にも感染する危険性がある)

■豚や鶏も危ない
(初期症状が現われる前に食肉処理場に送られる。牛は2歳ほど、豚や鶏はもっと早いサイクルで食肉処理されるために感染していたとしても確認ができない)

■不死身のプリオン
(放射線照射、強力な薬剤、高圧蒸気消毒、さらには焼却処理さえ生き延びる)

■血液からの感染
(特定危険部位の脊髄や脳等からだけではない。血液による感染報告もある。当然肉にも血液は含まれる)

■潜伏期間の恐怖(人間の場合10〜30年と忘れた頃に発症。予防手段も治療方法もなく100パーセント死に至る)